「モノ」を売るな!「体験」を売れ!
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「モノ」を売るな!「体験」を売れ!
「スペックの説明」より「ライフスタイルの提案」
「子供と一緒にどこ行こう」このコピー。明らかに、車を移動やモノを運ぶための道具ではなく、素敵な体験をするための、わくわくさせるツールとして扱っています。
「モノより思いで」このCMでは子供が画面に向かって、嬉しそうに夏休みの思い出や、家族旅行の話なんかを語っています。私たちは、親戚のおじさんか、近所のおねえさんか、はたまた学校の先生にでもなった気分で、この子の話をふんふんと聞いているようなシチュエーション。明らかに「体験」を売っている広告のよい例です。
恐るべし!!エクスペリエンスマーケティングの威力
体験型のお店って知ってますか?今、渋谷をはじめ、都内あちこちに増えているんですよ。お客様が自分のテーブルで、たこ焼きを焼いたり、串揚げをあげたりできるお店。まあもともと「自分で焼くたこ焼き屋」って関西にはたくさんあるんですけどね。たこ焼きや串揚げがものすごく食べたくてそのお店に行くわけじゃないんです。自分で焼くっていう「体験」を楽しみたいんですよ。
インターネットにないモノ それは実際の「空間」
「スタバ」のように、お客様の「五感に訴える店づくり」をしていかなければならないということです。商品のわかりやすい陳列や、清潔な環境ができていれば十分と考えるかもしれませんが、それだけでは物足りないのです。
店舗がただ時間を過ごすだけで面白い場所であるために、あるいは、お客様の食事の時間を素晴らしいものにするには、楽しいとか、和むとか、癒されるとかいうような心の充実感が得られる、わざわざそこに行って時間を過ごす価値のある場所と感じるように、もっと店の環境を積極的に演出する必要があります。
エクスペリエンス・マーケティングはゲリラだ!
意中の女の子を誘って、「落としてみせる」という「下ごころ」くらいもっていた方が「エクスペリエンス感性」は磨かれます。だって自分が楽しんでないとお客様に楽しいことなんか提供できないでしょ。ともかく他の人よりもいろいろなことを、たくさん経験することです。それも楽しみながら。
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「モノ」を売るな!「体験」を売れ!
から引用した備忘録です。
この良書を実際に手にとり前後の文脈を理解することをお勧めします。
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