マウナケアのTMT反対運動

アメリカ、カナダ、中国、インド、そして日本が共同でハワイのマウナケアに世界最大の望遠鏡「ＴＭＴ」(Thirty Meter Telescope)を作ろうと計画しこの建設を巡ってハワイ各地で反対運動が起きています。

マウナケアは聖なる山として知られ、太平洋のど真ん中、海抜0メートルから計測すると世界で一番高い山となるのです。

なぜハワイアンは必至にこのTMT反対活動をしているかというとハワイアンにとってマウナケアは自身の祖先たちが崇拝してきたハワイで一番の聖地だから。

これ以上ない素晴らしい場所、また雪の女神ポリアフが眠っていると言われるこの聖なる地に巨大な建造物を作ろうとしていることにハワイアンは怒り毎日のように反対運動をしています。

しかしこの反対運動が過激化し逮捕者も出ています。反対運動をしているのもハワイアン、逮捕するのもハワイアン。心苦しいです。

日本でいえば富士山みたいなところ。日本人も富士山の山頂に超巨大望遠鏡を作りますといったら、、

ハワイアンと同じ気持ちになりますよね。