ワルの交遊術50
ワルの交遊術50
損して得とれ
目先だけの得を考えず、逆に今の損を我慢すれば最終的に大きなものを得ることができるんじゃないか。損して得とれ。小佐野賢治師匠とのつき合いでこの言葉を実感した。
「なりたい」ではなく「なる」
「夢はかなう」と強く思えば「幸運の女神」微笑む。やはり夢はかなうと強く思わないと、運はこっちに向いてこない。
知り合いの輪を作る
人の悪口は絶対に言わなかった。飲んで悪口を言う暇があったら、自分の別の知り合いを飲みに連れてきて、仲よくさせたほうがいい。そのほうが楽しい酒になるし、結果的に、仕事に結びつく。
バブル破たんの教訓
調子がいいときほど一瞬も油断してはいけない。
人間、目立ちすぎると足をすくわれる
「社長、テレビなんかに出て目立ったらダメ。とにかく、この国では地味~にしなくちゃ、税務署や警察に何をされるかわからなですよ」と叱られた。人間、目立ちすぎると足をすくわれる。
将を射んと欲すれば先ず馬を射よ
セールスの秘訣は「社長の妻」獲得作戦。奥さんに気に入られるように、いろいろ雑用を引き受けた。何をしたら喜ぶのか?その家が一番苦手にしている事は何か?事前にお手伝いさん達に聞いておくことは言うまでもない。小さな子供がいる場合は、幼稚園や学校の送り迎えもした。これも丁稚時代に奉公先で子守りをしていたので、手慣れたものだ。結局、人に喜んでもらうとか、感謝されるのが好きなのだ。
ライバルに差をつける「営業の極意」
モノを売ろうと思うな、相手のフトコロに飛び込め。そもそも、セールスしようと思うからいけない。セールスマンは一生懸命、「買ってください」「買ってください」と、商品を売り込む。この不況下、それでは売れない。そこの家庭に入れるチャンスがあったら、とにかく相手のフトコロに飛び込んで、奥さんや家族と仲よくなることだ。ここでトイレ掃除から雑草むしりまですることができたらたいしたものだ。
「人との出会いがカネを生む ワルの交遊術50」
から引用した備忘録です。
実際に手にとり前後の文脈を理解することをお勧めします。
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